NaeNaro_memo

日記、妄想、更新情報など

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実写版『10DANCE』感想

・10dance原作はいま無料公開されているところまでザっと読んでいる。原作の部分からするとかなり駆け足の展開な感じ(まあ尺的にしゃーない)だけど、漫画では表現できない実写映像ならではこその表現はとても良かったなあと思います。

・杉木が鈴木のダンスを初めて見た時に、感情があふれ出してタートルネックを触るところとか正にそれですよね。漫画でこれをやったら逆に変に見えちゃうし、多分漫画だったら違う手法で表現するよな~

・鈴木がお姫様になるところ、原作ではすごい鈴木が「お姫様になった!」って喋りまくってるけど、実写では言葉がなく涼真くんの表情に委ねられてるんですよねえ

・そんなに過去の映像作品を見ているわけではないいのでパッと見の印象ではあるが、涼真くんのセクシーさが光る作品だなあと思いました。金髪長髪のそういう雰囲気めちゃめちゃ出てて良かったなあ。町田さんはほぼ初見なんですけど涼真くんとの対比が凄く良かったです。

https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv...

”本作における竹内涼真の色気の発生源はどこか。それは、鍛え上げられた肉体でもなければ魅惑の腰つきでもない。戸惑いだ。”

なるほど…🤔

・首絞めシーンのところ、勢い余ってネックレスが顔に被ってて、意図したものではなかったかもしれないけど、それが良かったっすね……これによって凄いセクシーさが増した…
あとその時に静かに涙を流すところも良かったな

https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv...

↑このインタビュー記事のお二人、キャラクターに対する解像度の言語化が凄く良かった。

”僕は愛情って許すことだと思うんです。人はみんなエゴや欲望を持ってる。それをどれだけ許せるか”

”自分と違う才能を持っている人というのは自然と惹かれるものがありますよね。

→ただ、それを自分の中に入れるのって、すごく怖いことでもある。だから、鈴木は杉木に反発していたし、挑発していた。でも一緒に踊るうちに、どんどん彼に夢中になっていった。鈴木にとって、杉木は俺のことを理解してくれるかもしれないと思えた人。そんな人が目の前に現れて、鈴木は頭が真っ白になるくらい夢中になった。そして、杉木にのめり込めばのめり込むほど、鈴木の中で新しい感情が生まれていった。杉木と出会うことで、鈴木自身も知らなかった新しい自分に出会ったんだと思います。”

・この作品に出ることって涼真くんにとってリスクしかないよね、っていう話、せやな…って思った。私たちが思っている以上に、役者とはいえ自分の様々な一面、プロのダンス目線があるという中で世界中にそれを見せるって、実はすげーとんでもねーことなんだ…

・映像がとても美しいし、ダンス作品だから音楽もたくさん登場するので、こういう作品こそでっかスクリーンの映画館で観たかったな~って思う。でもこれがネトフリじゃなくて普通に映画会社が作るってなってたら、色んな役者がたくさん登場してオリジナル展開とかもあったのかな…って思うと、ネトフリ制作っていうのが良かったんかな~

・気になってた作品だったので、初めてネトフリに契約して見ました。私どんだけサブスクに登録してんだ。でも今au経由で加入したらオトクってあったからさあ…釣られたクマー!

・という訳でしばらくネトフリ独占配信の映像を見るよん。シティハンターとか観ようかな。crose


#映画

1592文字, diary

2025年映画観賞記録

2024年に映画観賞記録の記事を投稿したから2025年もまとめてみる!
https://naenaro.main.jp/log/tegalog.cgi?...

観た映画
  • 鯨が消えた入り江
  • 国宝
  • 新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz
  • THE FIRST SLAM DUNK
  • 落下の王国


……。
昨年と比較すると全然見てな!?
いや…なんか何だかんだで原稿で忙しくて映画館を観に行くスケジュールが難しかったんですよね~…
2026年はネトフリに契約したし、配信もたくさん観ようと思います。

↓詳しく感想↓



『鯨が消えた入り江』
命を断とうと考えていたインテリ石頭男が陽キャワル男に止められて、最初は反発するものの「鯨が消えた入り江に連れて行く」という言葉から、段々陽キャくんに心開いていく過程を描くお話。
石頭くんが陽キャくんにちょっとずつ距離を縮めるのが良いです。バイク二人乗りしている時のギュッとするところが良いですね。そしてイッヌは癒し。
陽キャくんは凄いグイグイ来ながらもちょっと意味深な陰がある描写があり、そこの謎が解けた時には……っていう。ちょっぴり切ない展開です。
冒頭のシーン何やったんやろ?って思いながら見てたら、最後「アッー……;;」ってなってしまう。

『国宝』
長時間だけど時間を感じさせないよっていう話通り、あっという間だった。映画でよくある長い目の風景描写や心理描写はあまりなく、テンポよく話が進んでいくからっていうのもあると思う。
横浜流星さん、お芝居しているのを観るのは今回が初だったけど、凄く良い俳優さんだなあと思った。吉沢さんはいくつか見たことがあったけど、今回主役になったのはめちゃくちゃ理解できるなあと。
作品としては素晴らしく、色んな人が観た方が良いなと思うものの一つだなと思う。
ただ個人的な意見としては、華やかに見える世界の裏側は壮絶なもので、私たちが称賛しているものはそこを踏まえた上で……などと思うと何だか複雑な気持ちになってしまった。
改めて世襲って、伝統って…とも思うし、そうでないと成り立たないものもあるんだろうなとも思う。
映画だけ見てると「?」となるところもあって、原作を知っている人からすると「だいぶ端折ってる」とのことだったんで、原作を読んだ方が良いなと思う。読むのはだいぶエネルギーを費やしそうだけど…

『新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz』
ドルシネ版があったので観に行った。大画面大迫力で見るガンダムは良いですなあ。プッピガン!
大人になってから、っていうか今の時代だからこそガンダムWで描かれる「平和とは」についてはめちゃくちゃ考えさせられるものがあったな…
ドロシー、「早く戦争にな~れ!!」のインパクトが強いけど、EWの「どこにそんな男がいるというの?わたくしの知っている男達は墓の下か、あそこにしかいないわ」がカッコいいな。

ちなみにわたくし、昔はデュオ×ヒイロが大好き人間でして、大人になってからだとより一層この2人の関係性が良いな~と思ったんですが、ヒイロってデュオに対してだけは容赦ないんだけど、それってデュオにしか見せないヒイロの一面であって、ある意味としては最大の信頼っていう訳なんですよね。
デュオも最初はコイツ…!(#^ω^)ってなってたり、貧乏くじを引かされまくりってなってるけど、時を経てくると「あーそういうことね…」って理解してきて、小説版では「こいつにはオレみたいなやつがいてやらないとダメなんだ」ってなってくるの良いな~。ヒイロもデュオがなんとかしてくれるだろうっていうので無茶したりするんだよね。なんか男の信頼って感じで良いなって。
EWでヒイロがデュオに操縦を任せて眠っちゃうシーンがあるけど、ヒイロの境遇的に安全な場所だと判断できない場合は眠りにつけない、何か異変があればすぐに目を覚ますと思うんだけど、何も告げることなくデュオの前でスヤァ…って寝る、しかもデュオに起こされるまで目を覚まさないのは、完全にデュオのこと信頼しきってるじゃんってことなんですよね。(小説版ではデュオがヒイロの寝顔を初めて見たっていうのに気づいて、信頼してくれてるのかね~…ってなってるのが良い)

ラストで今の絵柄でガンダムWの映像が流れたけど、フローズンティアドロップの何か展開あるのかな~
FTの連載当時は初老デュオが賛否両論だったけど、今のオタク界隈はオヤジキャラに寛容になって来たし、関俊さんだから寧ろバッチ来いなんじゃないのかな(?)
大人になってからFTデュオを見ていると、今まで戦いしかしてこなかった人間が平和になった世界の中での生き方を見失ってしまう気持ちは、めっちゃ理解できるんだよな…

『THE FIRST SLAM DUNK』
復活上映です。何度も見ているのでここでは省略。
新グッズ出てきたのマジで有難い。花道フィギュア、バブみが強い。


『落下の王国』
2006年に初めて公開されたとのことだけど、当時でこんな凄い映像が撮れたんだなあという今の時代に観るからこその驚きがあった。これどういう風に撮ってんだ!?って気になる箇所がたくさんあった。
決して明るいストーリーではないが、かといって暗い気持ちになりすぎるものではなく、ネタバレせずに冒頭あたりの印象を述べると「オウディアス総督に復讐しに行こう!」「ヨイショ!」パチパチパチパチっていうオモコロのタイトルコールみたいな感じ(?)最初は個性的なメンバー5人だし(???)
落下から始まる物語、なるほどな~って。落下というとネガティブなイメージがあるけど、もちろんそれもたくさんあるけれども、りんごが落ちたり恋に落ちたりとか、始まるものもたくさんあるんだよな~って思いました。crose


#映画

2425文字, diary

2024年映画観賞記録

2024年、配信も含めて割と映画を観た気がするので、ざっくり感想を記録しておこうと思う。(過去ログにいくつか感想文を残していますので、よろしければどうぞ)

観た映画
  • THE FIRST SLAM DUNK
  • ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦
  • 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
  • パストライブス/再会
  • 名探偵コナン100万ドルの五稜星
  • リバウンド
  • 恋するプリテンダー
  • 関心領域
  • インサイド・ヘッド2
  • ラストマイル
  • 侍タイムスリッパ―
  • PUIPUIモルカーザ・ムービーモルマックス
  • はたらく細胞
  • ホールドオーバーズ
  • PERFECT DAYS


・1月
『THE FIRST SLAM DUNK』
1/23再上映ですね。
デカいスクリーンで改めて見て思ったのが、花道がベンチに運ばれていくきのスローモーションでのノレ力ワの表情変化、じっくり見ると凄く良かったな、何も思わないはずないよな。

・2月
『ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』
リアルで男子バレーを観始めてから、アニメハイキューをがっつり観たのがこの映画だったので、細かい所で「分かる…」っていう部分が多かった。東京体育館も実際に何度も行ったから感動度がめちゃくちゃ上がっていた。
マッチポインドでの研磨目線の映像、当時の感想でも呟いたけど、マジでこのラストの映像だけでもハイキュー映画を観に行く価値があると個人的に思っています。

『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』
今まで何個かガンダム作品を見たけど、ガンダムを見て大爆笑したのってガンダムWの1話~3話を見た時以来だと思います。
リアタイしていた当初からずーっと見ていなかったけど、キャラクターと関係性と世界観が何となく分かっているだけでも面白かったです。映画観終わった後にTwitterで感想を調べたらアスランの感想がめっちゃあって意味が分かった途端面白すぎてここでも大爆笑した。

・4月
『パストライブス/再会』
恋愛映画だけど、いわゆるラブラブちゅっちゅなシーンや湿度のあるシーンはない。恋愛というと激しいシーンを入れたくなっちゃうんだろうけど、そういうのじゃないんだよな~…みたいな人には心地が良い物語だと思う。
結婚していても、相手の本当の理解者って実は別の人だったりして、みたいなことを考えさせられる。アーサーが本当にイイ人すぎて泣けてくるんだよな~…
ラストのカットが一切入らずに映像が続くシーンは言葉にできない想いで溢れてしまうな。あれは編集してはいけない。編集して時間がコントロールされたら、感情の意味が全て変わってしまうのだ…

『名探偵コナン100万ドルの五稜星』
実は映画館でコナンを観るのって、瞳の中の暗殺者以来だったんですよ。100万ドルを観る前に過去作のコナンを配信で色々観たんですけど、え!コナンってやっぱ面白いな!?(知ってた)思い出補正もあるけど初期のコナン映画が大好きだ。レンタルビデオで借りていて何度も見ていたな。大人になって見てみるとトリックの意味がよく分かって面白いんだ。
コナン、配信でも良いかって思ったけど、爆発とかの迫力はやっぱ映画で見た方が良いなって思いました。あと人間からどんどん離れていくキャラクターたちに笑いが止まらなかった。

『リバウンド』
韓国で実際にあった高校バスケを元にした映画。ストーリーは上がって下がって最後サイコーに盛り上がる王道展開で分かりやすいけどストレートに面白かった。
ギボムとギュヒョクがプレーで上手く行ったときにハイタッチしそうになって「うっ」って寸止めするところ、花道と流川のオマージュなんですかね?って思った。
ギュヒョクの足首が試合が進むにつれてどんどん悪化していくんだけど、コーチの前では「大丈夫」と言いつつも1人トイレの中で痛みを耐えていて、ギボムだけが分かっていてトイレのドアの下からテーピングを渡すシーン、とても良いんです。
犬猿の仲とはいえ、ギュヒョクが悪化しているのを他人に見せたくない気持ちをギボムは察していて、無理に引き出さず閉まったドアの下からテーピングっていうのが相手の気持ちをよく理解しているし、ドアを挟まないと本音で話せないんだろうなっていう2人の関係性が良い。個人的に花道と流川もこんな感じが良いなあ…って思っています

・5月
『恋するプリテンダー』
予告で色々あって全裸になるシーンが面白くて観に行った。海外の結婚式ってやっぱ日本と全然違うんだな~とか思ったりした。あんなに長い期間バカンスっぽいことをやるところもあんのね。
舌火傷してふーふーって息を吹きかけて冷ますシーンが大好き。意味なさ過ぎて好き。

・6月
『関心領域』
精神的に弱っている時にはおススメしないし、万人向けじゃないのは分かっているけど、少しでも観ようかなという気持ちがある人は観た方が良いだろうなって思った作品。でもオープニングがあまりにも怖すぎてぶっちゃけここで逃げる人がいてもおかしくない。音でこんなに怖さって表現出来るんだ。ただ、これは配信で見たら恐怖感が違ってくるから、絶対にスクリーンで体感すべき恐怖だなって思った。画面に映し出されない音などがこの映画の本質で、そこを読み解く能力が問われている。
撮影技法がかなり特殊で、いろんな場所にカメラを置いて定点カメラになっていてそれを繋ぎ合わせてストーリーにしているっていう感じなんだけど、このあまりにも客観的視点、感情移入のしづらさが本当に怖い。意味が分かると怖い話、みたいな感じ。
アウシュビッツの映画と言ったら「ああ、そういう…」って思うかもしれないけど、この関心領域って、アウシュビッツとか今世の中で起きている争いごとだけではなく、自分の身の回りでも「関心領域、あるよね?」って問われている映画ではないかな~と思った。

・8月
『インサイド・ヘッド2』
1は観ていないけど話の展開は分かりやすく面白かった。年代的にも素直になれなかったり承認欲求とか複雑な感情が出てくる時期で、そんな感情がイヤになったりするのを分かりやすく描いている。子供向けなんだろうけど大人になって観た方が刺さるところは多いんじゃないかな…
子供向け作品こそ今の私は積極的に観た方が良いのかもしれない

『THE FIRST SLAM DUNK』
8月・9月に3回行きましたが、仕事だったりイベントだったりで意外と行く機会を作れなかった…映画を観に行くのって大変だなと改めて感じた。堺でライブ音響、岸和田でIMAXを体験したよ!

・9月
『ラストマイル』
関連ドラマをいっさい見ずにこの映画を観たんですけど、ドラマを知っていたら「おお!?」ってなるんだろうな~でも私は気にせず観に行くぜ…
我、EC業界に携わっているので倉庫内の出来事や通販あるあるに「ァアアアアアア”」って感情移入しまくって昇天しました

・11月
『侍タイムスリッパ―』
SNSでジワジワ話題になって、行ける範囲の映画館で上映されている!っていうので慌てて観に行った。こなみかんだけど凄く良かった…時代劇、めちゃくちゃ観たくなった。
あと、数年前に亡くなったおじいちゃんが時代劇大好きで、侍タイムスリッパーを観終わってからおじいちゃんのことを思い出して涙が止まらなくなった。タリーズコーヒーで涙を溜めながらコーヒーを啜り、ケーキを食べていた。隣の男性の方、不審者で本当にすまなかった。

・12月
『PUIPUIモルカーザ・ムービーモルマックス』
北海道旅行に行った時に観に行くっていうアレ。
過去作のモルカー同様、可愛いキャラと世界観なのにブラックネタがかなりあって、一言で言うなら『現代社会』そして『人間はおろか』という作品です。
カノンちゃんがボロボロ涙を流しているのはマジで心が痛くなったので、これがあるからもう一度見るのを躊躇うレベル。正義だと思っての行動・言動・信念、誰かを傷つけたりしていませんか?ってなる。
正しい道などない、でもそれでも生きていける。そんなことを想う映画。モルカーは人生。

『はたらく細胞』
漫画アニメの実写作品って色々言われるけど、個人的には凄く良かったと思います。こういうドストレートなビッグタイトルのエンタメ作品は自分も真正面から摂取する大切さを学びました。
アクションが思っている以上にアクションで、あと予想以上に傷や血が多いからビビった。エイリアン・ロムルスみたいな触手が体にぶっ刺さるシーンがあるので「ヒッ!?」ってなる人いるんじゃないかな…集合体恐怖症の方も要注意。
感想で「子供にはグロすぎないか」というのもあったけどどうなんだろう。擬人化を通じて「放射線治療をするときに体は一体どうなっているのか」というのを学ぶのはとても分かりやすいなと思ったので、教育的観点としては良い題材なのではないか~と思いました。子供のグロ判定がどういうところにあるかは人それぞれなので難しいところ。人間として知っておきたい情報が『はたらく細胞』には詰まっているしな~という
白血球さん、原作だとちょっとヘタレっぽい要素もあるけど、健氏が演じるとそこの要素が減ってシュッとした感じになるのも何かイイネ

・配信で見たもの
『ホールドオーバーズ』
題材的にクリスマスに見てより映画の世界観にのめり込むっていうことをしたかったんですが、原稿なので出来なかった。というわけでクリスマスに見るのをおススメ。
1970年代のアメリカだったり、クリスマスを独りですごすとはどういうことか、それを通じて人間たちは、みたいなのが分かってとても面白かった。
主人公の吹き替えボイスが神尾さんなので、感情の乗った流川みたいな感じ。

『PERFECT DAYS』
セリフがかなり少ないので、役所さんの表情や佇まいがより役者としての力量を感じる作品。これを見た後は、何気ない日常も大切にしたい気持ちになるし、どんな仕事もきちんとやろうって気持ちになる。変わらないと思っていることでも実は変わっていて、それを見つけることが人生充実したものになるんじゃないかな…って。
木漏れ日がまさにそれを伝えてくれている気がする。crose


#映画

4199文字, diary

映画『侍タイムスリッパー』

SNSで話題になって上映映画館が増えていって、自分の行ける範囲のところの映画館でも上映されていたので観に行ってきた。
結論、凄く良かった。

幕末の侍が現代にタイムスリップするという、ストーリーとしてはあるあるだけど、主人公は「幕末から来たんです」などは言わず、流れで時代劇の斬られ役に自分の役割を見出し、活躍していく。

笑えるシーンは自然に笑えて、コメディがシンプルに分かりやすく面白い。私が映画館に行った時はおじいちゃんおばあちゃんが多めだったけど、親子で観に来ていた人もいて、老若男女楽しめる作品だと思う。

時代劇の栄枯盛衰、それぞれのキャラクターの物作りに対する姿勢など、観ていると凄く突き刺さるものがあった。
斬られ役はただ斬られて倒れるだけじゃない。主役を引き立てるため、物語を盛り上げるため、斬られ方、所作、表情をしっかり魅せることが使命。一瞬の登場であっても手を抜くことはない。
時代劇に関してはにわかすぎるけど、プロフェッショナルの一面を知れたことがこの映画を観てとても良かったと思う。

風見先生が出てきてからの物語の展開、とても良い。終盤の殺陣の睨み合い、刀の音の迫力凄かったなあ。本物とはこういうことかと感じるシーン。
そしてラストのオチでちゃんと伏線回収されてひと笑い。

※ここからは完全に自分語りです※

映画を見終わった後、数年前に亡くなったおじいちゃんが時代劇を好きだったことを思い出した。急に涙が流れて、映画館のトイレに駆け込んで泣いた。オタクの誇張表現ではなく、本当に泣いた。

おばあちゃん(おじいちゃんから見れば妻です)が病気で倒れてから体を自由に動かせなくなって、長年ずっと介護をしてきたおじいちゃん。定年退職してゆっくり出来ると思っていたら、つきっきりの介護生活。
おじいちゃん自身も加齢で衰えていく中、おばあちゃんのことを好きといっても、ずっと家で2人きり。終わりのない介護をし続けるのは苦しい時もあったと思う。

そんなおじいちゃんの唯一の趣味が、時代劇鑑賞だった。
時代劇専門チャンネルを契約し、ゆっくり出来る時はテレビで時代劇を見ていた。
当時の私には時代劇のことが分からなかったけど、時代劇の世界観に浸れる時間が、おじいちゃんにとっては唯一の心の拠り所だったのかもしれないなと思う。
刀を構えてにらみ合う姿。戦い合う姿。斬られ役が倒れていく姿。
常にお決まりのシーンが流れるけど、いつでも正々堂々とした姿を見られるというこの世界観が、おじいちゃんは大好きだったのかもしれない。

おじいちゃんが亡くなった後、時代劇専門チャンネルを見る人はいなくなったので、私の父が解約手続きをしたのだけれども、それによって担当の方がおじいちゃんが亡くなったことを知り「今の時代、時代劇を見る方は珍しかったので…」という言葉を口にしていたのが、とても印象に残っている。
葬儀場でおじいちゃんの棺桶を見た時、火葬した時よりも、チャンネルの解約手続きを行ったスタッフさんの言葉が、「おじいちゃんはもうこの世にはいないんだ」というのを感じた。

映画の中にもあったように、時代劇は下火になっていく一方だ。新しいものや娯楽が大量に生まれ、消費されていく時代。時代だから仕方ないと言われればそれまでだけど、おじいちゃんのことを思い出した私は、このまま消えていくには、あまりにも悲しすぎると思った。少しでも時代劇にスポットライトが浴びれば良いなと思った。crose


#映画

1463文字, diary

映画『PERFECT DAYS』

U-NEXTで見た。個人的に好きな作品だった。映画館で観たかったな〜

ボロいアパートに住んでいるおじさんが東京のトイレ掃除の仕事している毎日を描いているけど、毎日変わらない日々のように見えてちょっとずつ変わっていく。
トイレに来る人も様々。だから汚れやゴミとかも様々。あまりやりたがらないであろう仕事だと思うけど、おじさんはどこか楽しそうに仕事をしているような気がする。
おじさんのアパートはボロいけど、トイレは最新デザインのものが映し出されているギャップも面白い。
スカイツリーが近くにあるっていうのもギャップをさらに強くしている。東京のトイレってめちゃくちゃオシャレだな。

ボロいアパートだけど植物をいっぱい育てていたり、本やカセットテープが棚にびっしりと詰まっている。
フィルムカメラで写真を撮っており押し入れに写真をたくさん保管している様子から、好きなものに囲まれて生活している風に感じられる。
(東京でフィルム現像をしてくれる個人店、まだあるのかな?)
おじさんはほとんど喋らないんだけど、その分ちょっとした表情や仕草に重みがあり、毎朝起きてドアを開けて見上げてほほ笑むシーンは役所さんの力。

途中、姪っ子がやってきて、妹さんと色々会話するシーンがあるけど、おじさんは元々良い所のお家出身っぽい気がするんだよな。
でも家族と確執があって、今はボロいアパートでトイレ清掃員の仕事をしているようだった。詳しくは描かれないが。

大きな出来事はない、何も変わらないと思っているけど、この世に変わらないものなどない、そこで出てきたのが『木漏れ日』なのかな。
エンディングの一番最後に木漏れ日についての説明が英語であったけど、そういえば木漏れ日って翻訳できない言葉なんですよね。『翻訳できない世界のことば』っていう本に描かれていた。
(※翻訳できない言葉とは、apple=りんごみたいに一つの単語等で訳せない言葉のこと。木漏れ日の場合、木々に光が差し込んで~…という説明でしか訳せない、外国語で当てはめられる単語がないので”翻訳できない言葉”と呼ばれる)

このPERFECT DAYSの監督はドイツの方なんだけど、外国人から見た日本という意味でも興味深い点がたくさんあって、そしてこの木漏れ日にたくさんのメッセージを詰め込んだ、っていう感じがするんですよね。
終盤で影踏みし始めて影のことで色々言っていたのも、木漏れ日があったから。

”KOMOREBI is the Japanese word for the shimmering of light and shadows that is created by leaves swaying in the wind.It only exists once, at that moment.”
――木漏れ日とは、光と影のきらめきを表す日本語で、風に揺れる葉っぱによって生み出されるもの。それはその瞬間に一度だけ存在する。

その日の天候、時間、季節、木々の生え方、風、それによって木漏れ日は姿を変える。
毎日何も変わらないような世界に見えていても、木漏れ日で全く同じというものはありえない。
それが分かれば、何気ない毎日も美しく、素晴らしいものに見えるんじゃないだろうか。そんなことを感じ取れる作品だった。crose


#映画

1407文字, diary

『ホールドオーバーズ』

違う界隈で同じコンテンツを何回も見かけたら「何か」あるからそれは履修した方が良いという話を聞いて、この間映画の『ホールドオーバーズ』を違う界隈で2回見かけたから、脱稿したら見るぞ!と決意してようやく観ました。

劇的な展開が起こる話ではないけど、あ~…とても…イイです……としみじみ感じられる作品。

たぶん私が「とんでもなく大きな出来事が起こる訳でもない、日常の中のちょっとした瞬間」とか「とある人間の人生、こういうこともあるかもしれない」みたいな話がとても好きなので良い!って感じるけど、超クライマックス!とか、感情を激しく揺らしたい!とか、「オチは!?」っていうのを求める人には物足りないかも。(個人的には『ベストセラー』みたいなのが好きな人は好きな気がする)

これ、日本人だから「ほーん」って感じで見ているけど、アメリカ、キリスト教圏でクリスマス~新年を家族で過ごさないっていうの、マジで「ええ!?」なんだろうなって思う。
日本だとクリぼっちとかで揶揄されることもあるけど、文化とか歴史とか踏まえるとキリスト教での「ひとりきりのクリスマス」はその比じゃないんだろうと思う。(今はまだちょっと違うかもしれんが、1970年代を考えると)アンガスのクリスマス事情は彼がかなり激昂しているのもあったように、あまりにも残酷すぎるんだよな~…かなり多感な年ごろだろうし…
今日ホールドオーバーズを見たけど、寒い日、それこそクリスマスの時に見るとまた印象が変わってきそうだ。

話は最初そんなに大きく進まないんだけど、1時間過ぎたぐらい、ポールとアンガスの追いかけっこ以降からどんどん動いていく。追いかけっこしてる時、アンガスは怒りつつもなんか楽しそうな気がしなくもない。本来は親の前でこういうことをやりたかったのかな~とか思ってしまう。父性を求めている感じがあるんだよな…ラストで一気にアンガスの境遇が明らかになる展開もドキドキした。

序盤から登場するジムビームとかアルコールも随所に登場して、良い感じに物語を紡いでいくんだよな~
物騒なやり取りをしながら酒場で買い物する所とか、レストランでアルコールNG出されて車の上で火ィつけるところとか。
あとメアリーが煙草を吸う姿いいね。キャラクターを描写するうえで煙草というアイテムってあまりにも優秀過ぎるのよね。

1970年代っていうのもあって、映像の雰囲気も風景もアイテムとかも当時!感があって良い。アナログ感あふれるズームとかも良かったな~
先日Togetterまとめで「鍵で車のエンジンをかけるっていうのが分からない人が増えている」「MT車ってもうほとんどないんだよな~」みたいなまとめがあったけど、あの車が電気自動車とかだったらこの世界観ぶち壊しよ!って思う。窓はクランクを回して開ける良さ。

吹き替え声優、ポールは高木渉さんで、アンガスは神尾さんなんですね。二人とも言われたら確かに…!っていう感じだった。あとどのキャラもまんべんなく割と下ネタ言いまくりなのもちょっと面白かった。

そしてオモコロウォッチの感想回、やっと聴けた!やっぱりオモコロメンバーってライターだから言語化能力がめちゃくちゃ凄いなと思った。crose


#映画

1356文字, diary

【2024年4月】『パストライブス/再会』

激しい展開があるわけじゃない、登場人物の激情みたいなのもない。
ゆっく~りと進んでいく。でも色々考えさせられる。
恋愛映画だけど、いわゆるラブラブちゅっちゅなシーンや湿度のあるシーンはない。でも恋愛映画だ。
恋愛というと激しいシーンを入れたくなっちゃうんだろうけど、そういうのじゃないんだよな~…みたいな人には心地が良い。

↓一応ネタバレ

個人的にブゥワアアー来たのが(感情の海)、バーのシーンでヘソンとノラが韓国語で話していて横で聞いているアーサーですね。
「ノラは英語の寝言を言わない、いつも韓国語」気になったからアーサーも韓国語を勉強した。
謙遜はしていたけどアーサー、韓国語で話していた2人の会話の内容も分かっている気がする。
ただ、2人が話していることは分かっても、2人だけが理解できる本質的なところはきっと理解できない。そんな感じだった。
そういう人って、家族とか恋人とか結婚相手かっていうとそうじゃないこともあるというか。

自分、ストーリーだけじゃなくて映像表現というか、カットとかもめっちゃ見ちゃうんですが、切らずにカメラをずっと動かして会話をしているシーンとか、特にラストのシーンは凄く印象的で。
ちょくちょくカット入れて視点とか変えまくってたら、このシーンの良さめっちゃ失われる!って思いましたもん。
ラストのウーバーのところも、こんな時に限って良い感じですぐ来るんかい!っていうのもカットなしだからこそだし。
それで、ずーっと歩いて最後アーサーが待っているのがさ、たまらなかったです。アーサーがどんな気持ちで待っていたかも想像しちゃうよね…

パンフレットも買ったんですけど、イニョン、縁、輪廻転生という言葉は、英語に当てはめるのが難しいらしい。宗教観とか凄く異なるよな。
その概念や思想、文化が無ければその言葉は存在しないっていうの、改めて凄く実感した。
アーサーはそれを興味深く聞いてくれたのって凄いな~と思う。職業柄もあるんだろうけど。crose


#映画

864文字, diary

【2024年2月】ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦

今年に入って割と映画を観ているから感想を書いていこうかなと思います。
ハイキューは原作読了済み。ただ連載終了してから以降いちどもコミックスを読み返していなかったので春高バレー辺りはもうほぼミリしら状態。
キャラの関係性とかは分かっている。その上での初見みたいな感じだったので新鮮味があって良かった。

↓一応ネタバレ注意。ほぼ感想だけどね

ここ数年はリアルバレーの方をすごく観ていたので、このプレーの動き分かる〜ってなったし、東京体育館も何度も行っているので、4面コート、観客席の応援、トーナメント表が貼られているあの通路あの階段、高い天井とか思い出して、あーーーってちょっと涙が…
山口のリリーフサーバーでコートイン、サービスエースもだけど、サーブで崩してツッキーブロック、バレーのサイコーシーンですよねこれ…。バレーでよくある光景だ。
普段あまりリアクションが無いし自分のプレーに対してはガッツポーズも声も出さないけど、味方のナイスプレーに関してはリアクションを取るのとかも凄い良いんですよバレーは

日向がレシーブでストレスをかけられて、日向の攻撃がアウトになった後の影山を見て「ミスを取り戻させるため、スパイカーの士気を上げるためにもう一度トスを上げて決めてもらう」ところ、あああ〜あるー!試合でよく観るよ!ってなった。これは研磨目線で語られていたけどセッターだからこそ凄く分かる心理で、だからこそ影山と日向を読めるっていう。ストレートな信頼だったり決めて欲しい気持ちは却って相手に手札を見せることになるんですよね。前にどこかで「セッターは敵にも味方に対しても友達でないといけないし、詐欺師でないといけない」と話していたのを思い出した。

スガさんがリリーフサーバーで入ってボールが返ってきた時に影山がセッターからスパイカーになるところ「影山ーーーーーっ!!!!!」ってなってしまう。いやホント、セッターという普段は攻撃に入らないポジションだけど、サッと攻撃ができるキャラとか攻撃力のあるキャラに弱いんです私…というのも、影山がスパイク上手いのってサーブ練習もあるだろうし、トスに限らず色んな鍛錬を行っているからだろうなっていう…そういえばハイキュークエストで弓使いの影山、物理で弓で殴ってたっけ。

特にアニメだと面白いと思ったのが、研磨がネットの凄いギリギリのところでトスをあげようとして、烏野のオーバーネットを誘うところ。あれ、リアルだと一瞬すぎて分からないけど、アニメだからこそよく分かる!って思ったし、一瞬の間に高度な駆け引きをしているっていうのがめちゃくちゃ分かる…
側からパッと見ると「反則してんじゃーん」ってなったり、「反則で相手に得点与えんなよ」みたいなコメントも飛び交ったりしますが、プレーをよく知る人から見ればとんでもない情報量が入っているバトルで、そういうミスを誘った相手の技術は凄いと褒める感じです。

そしてマッチポイントのところ。研磨一人称目線でカメラがずっと動くところの臨場感が凄すぎる。私はこのシーンで映画に行く価値がある!!!!って思った。
実際のバレーボールプレーヤー、特にセッターはこういう風に世界を見ているのかというプレイヤーの擬似体験が出来るというか。ハイキューのアニメスタッフはリアルの追求が凄いからここら辺も凄い確認して映像を作ったのかな…
研磨だからFPSゲームっぽく世界を見てるのかなとかそういうのも感じ取れて。

年取ってから見ると研磨とクロの関係ってめちゃくちゃ良いな〜って思った。映画では全部描かれていなかったけど、ああ見えて実はクロのほうが超人見知りなんだよね。
研磨と接するようになってバレーをするようになって積極性が身についてきたけど、研磨がやりたくないことには研磨がその気じゃないなら誘わないっていうスタンスは、クロの本質的な部分があるからこそだなって思う
あとツッキー!ツッキー良いな…ツッキー…つっきー…昔はフツーに好きなキャラだったけど今改めて見たらウワァアアアってなる気持ちわかるよ

影日、オープニングの朝のシーンで、朝早くから宿泊先でもおまいらランニング勝負とかしてんだな…って思っちゃうし、最後もツーショットで研磨に挨拶してたから、もう並んでいるだけでニヨニヨ
そんなサーブで日向にレシーブさせたっていうだけで日向の速攻がなくなるなんて思うなよっていう圧をかける影山、あまりにも好きすぎる。で、レシーブした日向が影山に褒めて褒めて!っていうのを向けてそんなレシーブで満足してんじゃねえ!!!ってキレる影山、あまりにも好きすぎる。サンキュー影日crose


#映画

1947文字, diary

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